お墓の場所も多様化…納得のいく場所選びを

お墓を建てる場所、眠る場所はどこかと聞かれると、一般的にはお寺のような場所をイメージされるでしょうし、そんな質問をされたらそんなことは聞かなくても当たり前でしょうと思われる方もいらっしゃることでしょう。ご年配の方であればそう思うのも無理ないですし、若い世代でもまだ自分には関係のないことだと思われているので、ネットでいくら情報が豊富にあっても知らない人は全く知らない世界なのです。

その、知らず知らずのうちに時代とともに死後の安住の場所も変化してきています。墓地やお寺、霊園、ニュータイプの霊園などがありますが、さらに詳細を知ると、昔ながらの当たり前のようにある外にあるお墓のタイプだけでなく、室内墓地などちょっと変わった墓地も増えてきています。

「死後の自分らしさ」、「自分らしいお墓」って言葉、聞いたことがあるでしょうか?ここ最近耳にする言葉で、死後も「自分らしさ」を考えるようになってきた時代なのです。

【室内墓地】
納骨堂など言われますが、それもさらに色々なタイプがあります。
・室内に1家庭毎に墓石が建てられているタイプ。
・お仏壇が設置されるタイプ。
・ロッカー式のタイプ
・機械式のタイプ

室内墓地を選ぶメリットは、とにかく価格が安いことです。また天候に左右されることはないですし、管理人もいますから外と違って手入れに負担がかかることがありません。

ごく一般的だった外に建てる墓石も、なかなか土地もある程度必要でしたが、土地の心配をする必要もありません。1家庭毎に建てられる墓石やお仏壇の場合は外にお参りするお墓と近いですが、特に現在は機械式タイプというのがあり、コンピューターで骨壺を呼び出してお参りできるようになっています。例えると、機械式駐輪場や機械式駐車場のようなイメージです。

こうした室内墓地は交通の便のいい場所にあることが多く、普通の外の墓地でどこか遠くて、なかなかお参りに行けないくらいなら、定期的にお参りできる室内墓地をと考える方も少なくありません。

【合同墓】
他の方の骨壺と一緒に眠るお墓のことで、死後新しくお墓を建てるか、すでに先祖が眠るお墓に一緒に眠るのが一般的ですが、中にはお墓参りに定期的に行けない親族、また生前に家族に迷惑がかかるかもしれないと考えて合同墓を選択する故人もいます。そうした理由から、一つのカロート(骨壺を安置する場所)に他の方の骨壺と一緒に眠る合同墓が増えてきました。

死後、合同墓にすることで「自分らしく落ち着ける場所」になる故人も年々増えてきています。そのため、合同墓を探すのは意外にも難しいことではなく、近所の霊園にもあったりします。

こうして死後の形も年々、色々と変化し続けてくるようになりました。眠り方が多様化してきていることを知ると、まだ元気な内でも死後のことを少し意識してしまいますね。そして、死を遠いことと思わずに、少しだけ身近に感じることもできます。

プロにお任せ!お墓のお手入れ外部サービス編

「家から霊園まで近ければ手入れもできるのに…」

「正直、お墓が広いので手入れが面倒…」

「ここ数年、素人の自分では汚れが落ちなくなってきている…」

など、何かしらの負担を感じる家庭もありますが、そんな時は外部サービスを利用してはどうでしょうか。今回は墓石の手入れもしてくれる外部サービスを紹介いたします。

墓石のお掃除外部サービスがあること自体よく知らない方もまだまだ多いと思いますので、一度知ったら是非利用したいと検討されることでしょう。

「墓石くらい自分で掃除しろ!ご先祖様が気の毒だ!」という時代はもう古いです!これって一昔前のホームクリーニングサービスでも同じようなことを言われていましたが、現在ホームクリニングを利用するのに反対される家庭も大分減ってきているはずです。墓石も同じこと。

それに素人にはできない汚れを落とすことができるのですからプロの技を利用するのはいいことだと思います。きっとキレイになった墓石を見たら惚れ惚れしてしまうかもしれませんよ。

「墓石クリーニング」とも呼ばれ、墓石の表面や彫刻の溝の部分、花立て周りについている苔やカビ、水垢などの汚れをすっかり取り除いてくれます。墓石だけでなく、墓誌などお墓全体を磨いてくれます。

専用の洗剤も使いますが、高圧洗浄機を使う業者もいます。高圧洗浄機は最近でもテレビで「日本橋」の石の壁をキレイにしたことでも話題です。洗浄前と後では見違えるように変わりました。

そんなプロ技でキレイにしてくれるなら是非とも依頼したいものですね。それでまた数年~数十年は家庭の手入れだけでキレイな状態が維持できるでしょう。

ただ、値段は結構します。和型と洋型ではまた金額が違いますし、外柵もあるお墓であればさらに料金は増します。墓石自体は大体、3万円台~4万円台ですが、外柵もあるとしたらさらに6万円台~10万円台はするでしょう。普通の自宅のホームクリーニングからするとかなり高額ですよね。

でもホームクリーニングは年末の時か、年に数回依頼する場合が多いのに対し、お墓のクリーニングは毎年依頼するものではありませんから、ここぞという時に一度利用すると十分長持ちするでしょう。そう思えば一度だけの外部サービスは安いものなのかもしれません。

よくお墓参りに行くと感じませんか?「お隣のお墓、いつもピカピカできれいだな~」なんて。やはりカビや苔に包まれた墓石よりはピカピカの方がいいものです。

きっとお墓に眠るご先祖様達もわかってれるはずです。墓に眠っている自分たちのためにキレイにしてくれるのですから。お墓参りだって気持ちよくできるはずです。

現在はその墓石クリーニングもあちこちに業者がありますから、ホームページを検索すると意外と近所にあったりします。見積もりは無料ですし、相談してみるといいですね。もし利用するなら、その時についでに素人の自分でもできる普段のお手入れ方法を教えてもらうとかなりお得ですよ。

美しさの長続きさせるために…墓石の手入れは?

お墓を建てたらもうおしまいってことはないですよね。お墓参りの時には一通りキレイに磨いていくと思います。でもその時って隅々まで掃除しているでしょうか?今回は墓石の美しさを長続きさせるお手入れを紹介させていただきます。

多分、単に表面にお水をかけて雑巾でササーと簡単に拭いておしまいにしている方が多いと思います。でもこれだけではきっと長続きはしません。また、お墓参りだけとなると少ないと年1回ですし、行っても2、3回、多くても4,5回と行ったところでしょうか。

【墓石は常に色々な害にさらされている】
外に建てられているわけですから24時間365日色々な外的な影響にされされていることになります。雨や花粉、ほこり、排気ガス、油、苔やカビの標的にもなりますね。

新しい墓石は光沢があってピカピカ、石の美しさがハッキリとわかりますが、いつ建てたものなのか、古い墓石は光沢がまったくなく、黒ずんでいてカビや苔もやりたい放題と言わんばかりにこびりついています。こうなってからでは手遅れですから、新しい内に手入れに気を付けるべきです。

お墓を建ててからたった数年しか経っていない墓石も、よく見ると水垢があるのが見えます。一見目立たないのですが、徐々に徐々に劣化していくのです。黒い墓石ほどよく目立ちますよね。

【ご自身でできる簡単お手入れ術】
術というほどではありませんが、業者が使うような特別なものがなくてもできます。是非実践してみてください。

まず天然石は扱いに非常に神経を使います。やり方を誤ると傷になったりシミもできますから注意しましょう。

お手入れに必要なものはこちらになります。
・歯ブラシ
・金属製ではないタワシ
・布、スポンジ
・ごみ袋
・手袋
・バケツ
・花立て用スポンジ
・ザル

タワシは金属製ですと傷の原因になりますから、絶対金属製は使わないようにしましょう。

まず外柵は雑草など取り除きましょう。一つ一つ丁寧に取ってごみ袋に捨ててください。砂利が敷いてある場合には、ザルに入れてキレイに洗います。

墓石は水道の水で流して、タワシやスポンジで磨き、彫刻の溝部分は歯ブラシでこすります。

花立てなどステンレス製の物は専用の長いスポンジで奥までキレイに掃除します。

最後に水をかけた墓石は、そのままにしないで、乾いた布でキレイに拭き取りましょう。これでピカピカになります。

道具類を持っていくのは結構大変かもしれませんが、霊園によっては掃除道具一式用意されているところもありますから、その時には必ず利用しておきましょう。

こうしてキレイにピカピカになった墓石を見るのは気持ちがいいと思います。ちょっと面倒だなと思っても、時々気にかけて掃除を続けましょう。

さらに周辺の方たちから「あのお墓いつもピカピカで素敵ね」「ちゃんと手入れしているのね」と思われると嬉しいですよね。是非周囲から羨ましがられるお墓にしてください。お墓に眠るご先祖様方も鼻が高いかも!?


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お墓だって必要!リフォームで見違えるように!

もし先祖代々から続いてきたお墓がかなり劣化が激しくなったとき、どうされるか検討されたことはありますか?

「お墓は古くなるものだ(だから、そのままでいい)」

「先祖代々受け継いできたからこそ変える必要はない!」

「お墓の建て替えに関してはお金のこともあるし検討する気がない」

「お墓が古くなったときどうしていいか考えたこともない」

色々意見があるかもしれませんが、お墓もリフォームが必要な時期が間違いなくやってくる時があります。今回はお墓のリフォームについて紹介させていただきます。

もし、「本当は立て替えた方がいいだろうけど…」と薄々気づいている方、劣化が激しい場合には必ずリフォームするべきです。何故なら、それはご自身のためなんかではなく、周辺のお墓の所有者への配慮のためなのです。

大地震以来、ちょこちょこ地震が発生していますが、それも結構大きめの揺れも少なくないですよね。ご自身のご家庭のお墓が古いために、崩れやすく、特に和型の墓石は縦長なので倒れやすい。隣の墓石にも傷がついたり、修復できないほど崩れてしまうこともあるでしょう。

しかし、リフォームってどの範囲まで可能なものか疑問が色々出てくるかと思います。大掛かりな修復だけでなく、ちょっとした修理だってリフォームですよね。

【小規模リフォーム】
「リフォーム」と聞くと建て替えをイメージされるかもしれませんが、ちょっとした箇所の補修や取り替えもリフォームになります。例えば…
「墓石が傾いたので直したい」

「花立てだけ直したい」

「石が欠けてしまったりヒビが入ってしまった」

などそうしたところも対応してくれます。金額も数万円で対応してくれますので、部分的なリフォームであれば少額で済みます。

【建て替え】
大掛かりなものになりますが、先祖代々受け継いできたような古い墓石ですと、劣化がかなり激しいでしょう。地震で崩れてしまう前になんとかしたいものです。全面的に立て替えると数十万以上しますが、どうしても必要なときはそのくらいかかるでしょう。

しかし、やはり建て替えると見違えるように素晴らしいお墓、新しいお墓になり、気持ちもいいものです。手入れも楽になりますし、耐震対策のお墓もありますから、いいことだらけには間違いないでしょう。

また自分の世代だけでなく、後に受け継ぐ人の負担もかからずに済むのです。それを考えれば高いものではないはずです。

これらのリフォームは石材店で行っています。見積もりも無料ですし、石材店のホームページによっては詳しいリフォームのサンプル画像を掲載しているところもありますから、よく調べておくといいですね。結構親切に相談に乗ってくれることでしょう。

お手入れやリフォームで上手く工夫し、いい状態で維持できれば周囲のお墓の所有者にも、今後後世でお墓を受け継ぐ子孫にも迷惑はかかりません。お墓のことなので後回しにしてしまいがちですが、是非検討してみましょう!

耐震・免震墓石で安心!地震大国日本ならではの最新地震対策

2011年に起きた、3.11の大地震のことをどれだけ覚えているでしょうか。犠牲者が出た地域以外のことは、あまり知られていないかもしれませんが、お墓の被害についても取り上げられていたことがありました。それをきっかけに墓石にも地震対策を考えるようになってきていますし、所有者の意識も少しずつ変わってきています。今回は地震対策として現在のお墓の耐震・免震最新情報を紹介させていただきます。是非、他人事とは思わずに、今後ご自身の身に降りかかることかもしれないと頭の片隅に入れてみてください。

3.11の時には、お墓も大ダメージを受けました、昔ながらのお寺にある和型のお墓のほとんどが損壊してしまったのです。この後そのお寺および、お墓の所有者にとっては大きな負担が待っていたことと思います。ご先祖様もつらい想いをしているかもしれません。

できることならば損壊は免れたいでしょう。今も地震はよく発生していますから、どの地域に住んでいても可能性は低くはないですね。一昔前の時代なら考えなくてもよかったことかもしれませんが、今後は検討する必要はあるでしょう。

【地震対策1 お墓も耐震工事】
金額はそれなりにかかりますが、傾きや倒壊を避けることができる可能性は一番高いでしょう。基礎工事から、墓石にボルトを入れて何重にも補強してくれます。

他にもお墓を造る際に、墓石の中心に芯のように中に1本太いネジを入れていれられる方法もあります。まるで家を建てるかのように頑丈にしてくれます。

【地震対策2 耐震用ゲル】
よくパソコンや家具など倒れにくくするためにゲルを敷くのはよく知られていると思いますが、お墓用にもゲルがあります。ただ、パソコンや家具と違って、個人では取り付けることができないので業者に依頼することになりますが、大掛かりな工事ではないので、料金も数万円と一番お手頃かと思います。

ゲル自体は大地震前から存在していたようですが、実際大地震から免れたゲルを使用していた墓石があります。これはお勧めです。

【地震対策3 和型から洋型へ】
特別な工事ではないですが、お墓を建てる際には近年は倒れにくいものも選ばれています。昔からの和型の縦長のものは倒れやすいので、幅が広い洋型を選ぶ方が増えてきています。洋型の方が横に長いので倒れにくいのです。新しい霊園を訪れると昔ながらの縦長のものはほとんど見かけないくらいです。

以上様々な耐震方法を紹介しましたが、参考になりましたか?今も大なり小なり地震はちょこちょこ発生しています。なるべく早く対処した方がよいでしょう。お墓に眠るご先祖様達は今後も私たちの人生よりも長く、そのお墓に眠っているのです。地震が来るたびに傾いたり倒壊を繰り返してはゆっくりしていられないでしょう。

これらも石材店で対応されていますから、一度相談してみましょう。破損してからでは面倒です。今のうちに対策をしてしまえば、ほとんどはこの先のことを考えなくて済むことでしょう。

こんな問題も…墓石の不法投棄。悲しい現実

時々ニュースに見るのが、身寄りのない方の孤独死。無縁仏となったり、こうした寂しいニュースを見ることが増えてきました。さらにはそれに関連して他にも深刻な問題があります。今回は、年々増えつつある「お墓じまい」、「墓石の不法投棄」について紹介させていただきます。是非とも他人事と思わずに、一読いただけたらと思います。

「お墓じまい」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?古いお墓は先祖代々受け継がれてきています。この先も子孫達がお墓を受け継ぐことになるのが普通と考えているでしょう。けれども、もしお墓を継ぐ人がいなかったらどうなるか考えたことはありますか?

現在は少子化とも言われていますね。年々深刻になってきていますし、子供のいない世帯もいます。もし子供が数人いてもこの先どうなるかはわかりません。ずっと同じ土地に暮らしているとは限らないからです。子供がいなくても、親族の中に引き継いでくれる若い方がいればまだ先は続くかもしれませんし、この先も続くかどうかは一族の状況によりますね。

こうして何かしらの事情でお墓を受け継ぐ人がいない時に「お墓じまい」をすることになります。最後に受け継いだ方がお墓を撤去して、さら地にするのです。遺骨の行先は合同墓などに納める方法もあります。中には海などに散骨されるケースもあります。しかし、中には「お墓じまい」もせずにいつのまにか無縁仏になってしまうご先祖様も今は増えてきており問題になっています。

最後に受け継いだ方が健康で、きちんと管理をしてきており、最後はきちんと「お墓じまい」を済ませてくれるならいいものですが、そう上手くいかないケースもあります。最後に受け継いだ方に何かしらの事情があれば「お墓じまい」すらできない場合もあるでしょう。撤去手続にはお金もかかりますから、費用的な問題を抱えて「お墓じまい」ができないケースもあります。お墓の撤去手続きができず、墓石の行先に困り、お寺や霊園から撤去された墓石が山のようになっている地域もあるのです。この数年で不法投棄も増えるようになり逮捕者も出るほどです。

こうした社会的問題に対して相談窓口を開設する機会も増えてきました。先祖が無縁仏になる前に相談しようとされる方も多いのです。この問題は年々増加傾向で、「お墓じまい」は倍増しているとも言われているのです。

遺骨の行先も各自治体で対策を考えています。費用は莫大にかかるのでそれぞれの地域で問題を抱えていますが、このままでは深刻化する一方で、何もしないわけにはいかないほどになってきています。

どこかに負担がかかる前に、もし子供がいないとわかっているなら、親戚にも受け継ぐ人がいないなら、健康な内にできるうちに手続きをするべきでしょう。

他人事だと思っている方も多いですが、このように年々知らない内に深刻化して問題は意外とすぐ身近に迫ってきていると思ってもよいでしょう。他人事と思っていると、明日は我が身かもしれません。

今時石材店、日常の生活に取り入れられる墓石以外のサービス

ペットの墓石もありますが、亡くなったペットの面影を感じていたい家族のために、ペットをモチーフにした像まで作ってくれるサービスもあるのをご存知でしょうか?また、お墓以外で、置物としてキャラクターものを造っていることはご存知でしょうか?今回は現在の石材店ができるサービスや技術を紹介したいと思います。

現在の墓石の技術は素晴らしいものがありますが、石材店のサービスの範囲もどんどん多様化してきています。よく、近所の石材店などの前を通ると、明らかに墓石ではないものを目にしたことはありませんか?

キャラクターものの墓石が石材店の入り口までに置いてあることがあります。墓石と同じ石で作られていますが、可愛いのです。これはお墓用ではなく、インテリア用として造られたものなのです。

【石置物】
これは石置物と言われています。玄関前に置いたり、ガーデニングと一緒にしてみたり、部屋の中のインテリアとしても置くことができます。小さいものだと数千円で造ることが可能です。特にキャラクターものの置物は子供には大人気なので、玄関前に大きなものを造ってもらって置くとかなり喜んでくれることでしょう。大きな置物となると結構高くなりますが、これはなかなかいい思い出になりそうです。飼っているペットをモチーフとした置物を造ってもらうこともできます。

【影彫】
一昔前にはなかったと思いますが、現在は「影彫」という技術があります。墓石と同じ御影石の表面に彫るもので、写真を持ち込んで依頼すると、写真の通りの出来になります。もちろん専用の機械で彫っているので、写真と同じよく似た顔が出てくるのです。家族やペットの遺影としてでもいいですが、何か愛着のある車や、ご自身の趣味の作品の記念として、影彫を依頼するのもいい思い出になるかもしれませんね。

【他、ちょっと抵抗があるかもしれませんが…】
石材店と言われてイメージするのはやっぱりお墓ですよね。しかし、石材店の中には生まれたばかりの赤ちゃんの手形や足型を石に彫ってくれるサービスもあります。大理石や御影石なので、お墓っぽいイメージもあるかもしれませんが、実際ホームページのサンプル商品を見てみると、意外にも墓石っぽい印象はありません。なかなか面白いアイデア商品だと思います。

他にも今時の石材店はスゴイのです。天然石のマウスパッドや
ティッシュボックスなどの生活雑貨まで、天然石が色々な形に変身してしまいます。それが意外とおしゃれなので欲しくなるかもしれません。

ここまで色々な商品を売っている石材店はなかなか近所にはないものですが、現在はインターネット販売できる石材店がほとんどですから、もし気に入った商品があったら、インターネットで依頼し購入するといいですね。

ちょっと石材店と石材に対するイメージの固定観念が外れたような感じがしませんか?石材をインテリアとして日常に取り入れてみるとまた今まで体感したことのない楽しみが増えるでしょう。

人間だけじゃない!ペットだって今はお墓は当たり前

街を歩けば現在のペットは人間と同じ扱いになってきていることが一目でわかることがあります。おしゃれな服を着た犬、ペット連れOKのホテルやカフェ、犬専用の美容室トリミングサロン、ペット専門の服や小物のショップ…など、物によっては人間より高価です。ペット、特に犬については多様なサービスとなってきています。最近はそれだけでなく、ペットの死後も人間と同じように扱うようになってきました。

今回はペットにフォーカスした内容で、ペットのお墓のことを紹介したいと思います。今まで知らなかった方には是非参考にしていただきたいです。もし、これがきっかけで興味をもったとしたら、是非検討してみてくださいね。

今はペットも家族の一員というのは当たり前で、死後もお墓を建ててあげたいという想いの強い家族は多いのです。ただお墓を造るだけでなく、将来は亡くなったペットと一緒に同じ墓に眠りたいという家族もいます。そんな願いも現在は叶えられるようになってきました。

【ペット墓石】
もし自宅が庭のある一軒家なのであれば、庭にお墓を造ることもできますね。依頼する墓石の大きさにもよりますが、例えば犬のお墓として肉球の形の彫刻を施した小さい墓石であれば数千円で造ってもらうことができます。犬の他にも猫、鳥、うさぎ、カメの他、金魚や虫用の墓石も対応していたりします。犬や猫ならともかく、金魚まであるとなると、ちょっとびっくりしますね。いずれにしても人間用の墓石よりはずっとお手頃な金額で、依頼もしやすいですね。庭が狭くても、手のひらサイズほどの墓石も造ってくれますから、サイズについては心配しなくてもよいでしょう。

【ペット霊園用の墓石には】
こちらは扱いが人間と同じで、ペットの葬儀を済ませ、霊園に建てる場合には、それなりに金額もかかります。石も御影石で石にはペットの写真を元にした彫刻が施されていたり、単に墓石だけでなく、人間用と同じく花立てもあり、金額は数万円以上かかります。もう、どこまで造るのか、その依頼側によるでしょう。完全に人間用の墓石と全く同じ造りにして、何百万円もかけて造ってしまうご家庭もあるかもしれませんね。

でもペットへの想いは人間の家族と同じですから、人間用と同じ墓石を造る方がいても、現在では決して不思議ではないでしょう。

こうしたところは人間の霊園がペット用にも対応していたり、石材店の方でペット用墓石を造ってくれたりしています。「なかなか対応してくれる業者は見つからないのでは…」と思われるかもしれませんが、インターネットで検索するとあっさり同じ地域内または近い地域で見つかります。

ご自宅の庭に建てるのも、霊園にお墓を建てるのも自由に選択できる時代であることがわかりますね。死ぬまで一緒だったペットも大好きなご主人から死後まで大切に扱われるなんて、きっと嬉しいに違いないと思います。

どこまで造ってもらうかは、その家族の自由ですが、色々な想いを形にすることは可能です。是非、ネットで石材店や霊園を探してみてください。

理想を叶えるなら!オーダー墓石の依頼から完成まで

昔ながらの普通の和型の墓石ではなく、家族みんなの想いを込めた新しいタイプの墓石を希望してみたいという方向けのオンリーワンの墓石オーダーについて紹介させていただきます。金額も少しは気にするけれども、ある程度納得のいくものを造りたいという方向けに対応されている専門の石材店や霊園の依頼から完成までを説明致します。

【やっぱり初めの1件を探すのは悩みます】
さて、霊園でなく直接石材店を探す場合は、どこの石材店でオリジナルの墓石を造っているのか情報に苦労するかもしれません。そんな時はホームページで検索しましょう。ホームページが見つかれば、電話かメール送信フォームで問い合わせてみましょう。まだ頭の中に漠然としたイメージしかなくても問題ありません。石材店の方のアドバイスで徐々に形にしていけますから。

【基本的には…】
お問い合わせ

資料請求

打合わせ

見積もり

工事

完成

という流れになります。資料が届きましたら、お打ち合わせ前に拘っていること、イメージしているもの、彫刻はどのようにするか、石材まででなくても何色の石にするのか、などは考えておくといいですね。

予定している霊園にて墓石をオーダーする際には霊園の事務室内での打ち合わせや契約をするので、石材店にも足を運ぶことなく全て霊園で済ませることができます。

【お打ち合わせには】
お打ち合わせでいよいよ具体的に話をして頭の中にあるざっくりとしたイメージを少しずつ固めていきます。石材店の方でも、石の金額や、彫刻のサンプルと金額、彫刻のデザインをご自身で考えた場合の金額など、細かくアドバイスしてくれます。

お打ち合わせは納得がいくまで何度も何度も話し合いましょう。例えば石は黒い御影石、和型か洋型か、石の形の選択、石に彫るメッセージやその書体決め、一つ一つ決めてお見積りまでたどり着くことができます。彫刻を入れる場合には自分で紙に描いて石材店に提出します。墓石に彫るメッセージもサンプルから選ぶこともできますが、書が得意な方の手書きのものを渡すとその形の通りに彫ってくれることも可能だったりします。また、石材店との提携で有名な書道家が書いたものでメッセージを彫ってくれるところもあります。

霊園での依頼の場合は霊園のスタッフとお打ち合わせし、依頼が決まれば霊園の方から提携先の石材店に依頼することになります。

【ご契約】
ここで手付金として、料金の一部を支払い、契約します。霊園での契約も同じ流れになります。あとは石材店にお任せし、完成を待つのみです。もちろん進捗状況の確認はした方がいいでしょう。

【完成】
完成したら完成品を確認し、問題がなければ料金を支払います。これで納骨式を迎えることになります。

このような流れで、墓石本体から装飾品まで一つ一つオリジナルオーダーとなる場合は一般的な墓石よりも時間がかなりかかりますが、願いを実現させてくれることには間違いありません。

基礎知識として…一般的な墓石の依頼について

ただでさえ、葬儀~納骨まで初めてのことばかりなのに、墓石の依頼もどうしていいのかわからないことばかりです。「皆どこの石材店に依頼しているの?」「何を相談したらいいの?」なんてこともよくある話。今回はオーダーメイド墓石のことは置いておいて、一般的な墓石の依頼について紹介させていただきます。

【ほどんどの石材店がホームページを持っている】
ホームページの無い石材店も未だにあると思いますが、何も情報が無い中で電話帳のみの情報だど、何から質問するべきか、何から問い合わせるべきか悩んでしまいますよね。石材店に限らず、ホームページの無いお店に問い合わせた経験は日常であるものですが、細かく質問することになります。「あの…墓石を検討しているのですが…」から始まり、その後何を聞いていいのかわからなくなります。石材店の方から色々提案をしてくれると思いますが、電話だけですと石材の話やデザインの話をされてもいまいちイメージがつかみにくいですよね。

ホームページを持っている石材店ですと、問い合わせる前にホームページで墓石の完成品のサンプル画像を確認できますし、石の色も予め知ることができますので、安心なのです。それでホームページのある石材店に問い合わせるなら、ホームページを見ながら電話をかけると話も早いですし、ホームページにはメール送信フォームがあるところが多いですから、メールで問い合わせることも可能なのです。

【お問い合わせの後は】
電話、メールいずれにしてもお問い合わせでお話を聞いた後は、まだ依頼する石材店が確定していないのであれば、とりあえず資料請求したり、カタログ請求したりして、金額を確認するといいでしょう。石材店の方もしつこい営業はしてきませんので、その辺は気にせず、できれば様々なところからお問い合わせして、資料を入手するといいです。色々比較できますので。

【お打合わせ】
要望に応えてくれそうな石材店が見つかりましたら、いよいよお打合わせです。墓地の面積や墓石の石の種類や、デザインなどを話し合います。

【お見積り】
一つ一つ決まると、いよいよ金額が見えてきます。予算を超える場合にはどこかを削ったりして調整することになります。でも、ここでまだ契約をしているわけではありませんので、納得がいかない場合は、契約前に取り消すことはできます。

【ご契約】
この時点で正式に「依頼」することになります。通常支払いは完成後になりますが、手付金として、この時点でもいくらか支払うことになります。

【着工】
ここからお墓の工事にとりかかります。お墓の規模にもよって完成までには時間がかかるでしょう。

【完成】
完成後は石材店にもよりますが○年保証サービスというものもあります。ここで確認し、残りの契約の金額を支払います。

問い合わせるのは、初めは誰でも緊張するかもしれませんが、必ずしも問い合わせた1件目にお願いする必要はありません。ピンと来た石材店が見つかったら依頼するといいでしょう。墓石の工事が始まっている間にも、進捗状況など確認するといいですね。