おススメします!美しい彫刻があるだけで特別感を感じます

オーダーでは彫刻を施すことも可能です。決められたサンプルの中から選ぶこともできますが、ご自身でデザインした絵を元に彫刻を造ることも可能なのです。今回は彫刻について紹介していきます。完成品を見ると本当に芸術的でうっとりするほどのものも見られますので、金額は高いかもしれませんが、お勧めです。

【墓石や装飾品に施す花の彫刻】
基本的に花、植物を彫刻にするパターンが多いです。特に菊などではなく、より華やかなユリ、それもカサブランカをモチーフにしたものや、バラなどが人気です。

立体彫刻も人気ですが、あまり派手な彫刻を好まない場合は「線彫刻」といって輪郭線だけの彫りもあります。彫刻が何もないとさびしいけれど、あるとやはり華やかなのでシンプルに上手く取り入れている方もいます。

カタログから選ぶ方が多いですが、絵が描ける人が家族の中にいる場合はデザイン画を提出するとその通りに彫刻にしてくれます。

【想いをメッセージに、書道家との提携も】
お花や植物ばかりが彫刻だけではありません。最近は墓石にメッセージを彫るパターンも増えています。メッセージには「愛」とか「ありがとう」など家族の想いが込められています。

メッセージはカタログのサンプルから選択することもできます。その場合は言葉と書体を選択して決めていきます。カタログだけでなく、ご家族の方や知り合いに書道の腕がいい方に書いてもらい、それを提出して彫ってもらうケースもよくあります。さらには、石材店や霊園と提携してプロの書道家の手書きを彫刻にするサービスもあります。

文字の彫刻と言っても、さらに彫り方も選択できるのです。深く掘るタイプや、表面だけ掘るのですが文字の輪郭部分を強調したものなど、様々な表現ができるのです。

特に最近では「ファントーニ」と呼ばれる立体彫刻が人気です。ヨーロッパ発祥で美しい彫刻は現在の新しい墓石に自然と馴染んでしまいます。これが文字にも使われているのです。

文字の位置も決められます。墓石の真ん中に入れたり、文字間を決めたり、墓石の片側に寄った文字にしたり、色々できます。

【写真加工】
これはレーザーなどコンピューター技術の一つで写真そのものと思われるほどそっくりに表面を削って制作します。亡くなられた方の姿をモチーフにすることはほとんどないのですが、思い出の景色や、故人の趣味の作品を写真に撮ってそれを加工することもできます。これが霊園などで見かけると、一瞬ビックリするんです。目を惹きますよ。お参りの度に注目してくれると故人にとっても、ちょっと嬉しいかもしれません。

彫刻の魅力については伝わったでしょうか?石を彫るのに様々な表現か可能で驚かれた方もいると思います。今後も新しい技術が増えてくるかもしれませんので楽しみですね。少し高くなるかもしれませんが、普通の墓石ではなんだかつまらないと思われた方は是非検討してみることをお勧めします。

これだけ表現方法があると、どんな彫刻にしようかかなり悩むと思いますが時間が許す限りはたくさん悩んでイメージに近い彫刻にするといいでしょう。