御影石とは

墓石に使われている石材は「御影石」と呼ばれています。元は花崗岩という岩石で、石材名を「御影石」と呼んでいるのです。花崗岩は硬度も高く、吸水性も低いのと、表面を磨くと光沢が出るほどに緻密な石目なので、墓石として相応しい石です。

日本では昔から墓石以外にもお城の石垣や道標、有名な所では国会議事堂の外装や、昔からある東京都の日本橋の橋面すべてが御影石張りになっているくらい、御影石というのは日本人には大変馴染みのある石材です。

このように御影石はどれも常に外の空気にさらされる箇所に使われていますので、硬度が高く、耐久性に優れていているほど、高級とされています。吸水性に関しても、吸水が少なければ少ないほど高価とされており、条件のいい石ほど、長い年月が経過しても状態が維持できるとされています。

御影石には、様々な色や模様があり、代表的な黒御影石や白御影石、赤御影石、ピンクっぽい桜御影石、青御影石などと呼ばれており、5種類ほど大まかに区分されてそのように呼ばれています。

そんな御影石の産地は福島県、香川県、宮城県、などがあり、日本数か所で採れます。特に黒御影石の代表となる福島県の浮金石(うきがねいし)は吸水率が0.011%となり、さらに大変希少でもあるため、最高級御影石と言われています。さらに特徴は、黒い石の中にある金色の斑点で、日に当たると金粉を散りばめたみたいに輝きます。

同じく福島県産で白御影石と言われている芝山石という石材がありますが、こちらも吸水率が白御影石の中では0.08%と低く、硬い石材なので人気もあります。上品な白御影石を好まれる方にはこちらはお勧めできる石材となるでしょう。

宮城県の伊達冠石も最高級品と言われています。こちらは採掘後から数年にかけて徐々に鉄分が酸化して錆色にと変化します。これが味わいがあるものと好まれて採用される方もいます。吸水率も0.09%と低く、墓石には最適なのです。

香川県には庵治石と呼ばれる石材があります。庵治石には「細目」、「中目」という種類があり、特に「細目」になると世界最高峰と呼ばれるので最高級品になります。吸水率も低く、変質もしにくいので墓石以外にも使われることがあります。またステータスとして「細目」を選んで建墓する人もいるくらいです。

御影石は当然自然のものですが、近年、3.11大地震がきっかけで起きた放射能の問題で、御影石に使われる石材から出される放射線量について一部騒がれています。自然の放射線量ですから、まず健康被害が及ぶことはありません。

現在は海外からの輸入も増えてきており、国産より海外の方がずっと安いので、一般的な墓石にはコストを抑えた中国産の方でオーダーする家庭がほとんどとなってきており、80%ほどが中国産の石材を選択していると言われています。しかし、国産御影石の魅力を知ると奥が深く、今後国産の質を見直される一般の方も増えてくるかもしれません。

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